今回は、不動産購入を検討している方のために「物件の資産価値」について解説します。
物件の資産価値の計算方法にはどんなものがあるのか、物件の資産価値の下落の実態および、資産価値が下落しにくい物件の特徴とはどういうものなのかを解説していきますので、ぜひ目を通してみてください。
不動産購入を検討している方へ！物件の資産価値の計算方法をご紹介
不動産購入を検討している方への参考情報として、まずは「物件の資産価値の計算方法」をご紹介しましょう。
物件の資産価値の計算方法は、以下の3通りです。
●収益還元法：「その物件を賃貸物件として出すとしたら、どのくらいの収入を見込めるか」という視点から家賃相場を求め、その家賃相場をもとに資産価値を算出する方法
●取引事例比較法：過去の、同じような条件の物件売買事例の価格を参考にして資産価値を知る方法
●原価法：「再度、物件を土地ごと購入して建設した場合どのくらいかかるかの見積もり額」から資産価値を算出する方法
まず、この中で原価法は、素人には算出自体がかなり難しいかもしれません。
収益還元法は「家賃相場がわからないと算出できない」ということから、賃貸物件が少ない一戸建てにはやや不向きな計算方法と言えます。
一番理解しやすいのは取引事例比較法でしょう。
不動産会社がよく使っている計算方法でもあります。
不動産購入をするなら知っておくべき物件の資産価値下落の実態とは
不動産購入をするならぜひ知っておいてもらいたいことのひとつが「どんなに良い物件であっても、購入した時点で資産価値がある程度下落するのは避けられない」ということです。
物件が「誰かのもの」になった時点で、新築物件と同じ扱いはできなくなるため、資産価値はどうしてもある程度は下落してしまうのです。
ただし、そこから先の下落率は物件によってさまざまです。
資産価値の下落が緩やかな物件を購入したいなら、以下のような特徴を持つ物件を選ぶと良いでしょう。
●生活の利便性が高く立地が良い
●人口が今も増え続けている地域にある
●防災ハザードマップを見て災害リスクが低いと判断できる
●きれいな正方形や長方形など、土地の形が良い
●その地域にある標準的な家や土地の大きさをクリアできている
まとめ
今回は、不動産購入を検討している方への参考情報として、物件の資産価値の計算方法の紹介や、資産価値の下落に関して解説をしました。
将来的に売却することも考えているなら、資産価値の下落が緩やかと思える物件を選びたいものですね。
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