不動産を売ろうか悩んでいる方は、媒介契約についてご存じでしょうか。
ここでは、媒介契約とは何か、メリットや注意点を解説していきます。
売却しようか悩んでいる、検討している方はもちろん、不動産を所有している方は必見です。
不動産売却時は媒介契約とは
一般媒介契約と専任媒介契約、専属専任媒介契約に分けられます。
一般媒介契約
複数の不動産会社へ依頼して、物件を売る方法です。
自分で買主を探すことも可能です。
専任媒介契約
依頼する不動産会社は1社のみになりますが、自分で買主を見付けることも可能です。
専属専任媒介契約
専任と同じく依頼する不動産会社は1社ですが、買主は自分で見つけることはできません。
不動産売却時に媒介契約を選択するメリット
メリットとして、一般媒介では周囲に知れらることなく販売活動できる、専任や専属専任の場合は報告頻度が高い傾向にあります。
「REINS(レインズ)」と呼ばれる物件情報についてのネットワークへ登録する必要がなく、物件の詳細情報を守ることに繋がります。
また、一般媒介の場合は報告義務がないため自分から情報を得なければなりませんが、専任媒介や専属専任媒介の場合は不動産会社から報告があります。
積極的に売却活動に励むのは専任媒介と言えるでしょう。
不動産売却時に媒介契約を選択する場合の注意点
注意点として、内見時間や日程の調整、広告の統一が挙げられます。
内見時間や日程の調整
今住んでいる物件を売るときは内見可能日程や時間の共有、住んでいない場合でも内見の予約が入ったら情報共有してダブルブッキングすることがないようにしましょう。
広告の統一
広告を依頼する場合は、内容に誤りがないか、チェックしましょう。
どこをアピールするのか、何に注目してほしいのか、情報や数値に間違いないかかならずチェックしましょう。
間違った情報を掲載してしまう、広告として出してしまうとクレームやトラブルに発展する可能性があるため、ダブルチェックはもちろん、掲載ミスをしないよう注意しましょう。