一棟マンション投資とは、マンションを一棟まるごと購入して家賃収入や売却収入を得る投資方法です。
購入するための資金はかかりますが、その分大きな収入を得られる魅力があります。
しかし、一棟マンション投資の安全性が気になりませんか。
そこで、一棟マンション投資のメリットやリスク、投資を行うときの注意点について解説いたします。
一棟マンション投資のメリットとは
一棟マンション投資には、5つのメリットがあります。
高い利回り
大きな収入が得られる
収入がなくなる可能性が低い
改装やリノベーションが自由
資産価値が評価され融資を受けやすい
一棟まるごと所有することによって、複数の借主から収入を得ることができます。
そのため、利回りが高く、大きな収入が得られるのです。
また、所有するすべての部屋が空き室になる可能性が低く、収入がなくなる心配はしなくてもよいでしょう。
さらに、一棟まるごと自分のマンションなので改装やリノベーションも自由です。
自分好みのマンションに変えることも可能ですね。
一棟マンション投資で気を付けるべきリスク
一棟マンション投資を行うとき、気を付けるリスクは4つあります。
空室増加による収入の減少
自然災害によって受ける損失が大きい
金利上昇によって増えるローン返済額
維持・管理に手間と時間がかかる
空室が増えることで収入が減ることが、一番に思いつくリスクかと思います。
所有する部屋数が多い分、空室が急に増えると収入の減少は大きくなります。
また一棟所有することで台風や地震など自然災害による損失は、一室を分散して所有するよりも甚大です。
さらに金利が上昇するとローンの金利が上がり、返済額が増加します。
購入に多額の費用が必要な一棟マンション投資では、増加率が大きくなるので見逃せないリスクです。
一棟マンション投資の注意点
一棟マンション投資を始めるとき、失敗しないために注意することがあります。
注意点は、以下の3点です。
収支計算を十分に行う
修繕、または修理時期の確認
入居率や需要の調査を行う
家賃収入だけを考えるのではなく、収支計算で必要となる経費・ローン返済・修繕費も明確にしましょう。
収支計算の結果、どのくらいの利益を得られるのか知ることが大切です。
また、購入してすぐに修繕や修理が必要になると費用の捻出が大変ですね。
修繕や修理の時期がいつ頃か、十分に確認する必要があります。
さらにマンション投資では、部屋を借りる方がいないと収入になりません。
そのため、場所や間取りを考えて需要があるのか、そして現在どのくらいの入居率なのか検討しましょう。