これから不動産購入を検討しているなら、省エネに興味があるかもしれません。
負担する費用が少なく、便利な生活へと変わるなら選択したいのではないでしょうか。
そこで注目したいのが、スマートハウスの導入です。
どのような仕組みなのか、費用はどのくらいなのか、メリットとはどんなものかご紹介します。
不動産購入で知っておきたいスマートハウスとは?
スマートハウスとは、ITを活用した省エネルギーを目指す住宅のことです。
エネルギーは、太陽光発電や蓄電池を利用し、エネルギーを創り蓄電することを目指します。
また、ITを活用して家電製品をコントロールし、エネルギー消費を管理します。
ほかにも、プラグインハイブリッド車を活用しながら、蓄電の仕組みを活用する方法も対応可能です。
スマートハウスのポイントは、省エネ・創エネ・蓄エネ・HEMSです。
HEMSは、ホームエネルギー・マネジメントシステムのことで、IT機器を活用します。
IT機器はスマホやタブレットに対応しており、家庭内の消費電力が見えるでしょう。
また、IT機器によりお得な深夜電力を優先して使うなど、管理や制御もしてくれます。
スマートハウスの不動産購入の費用について
不動産購入時にスマートハウスを検討する場合、約240万円程度追加で必要です。
導入する設備によっては、400万円台の追加になる場合もあります。
坪単価でいうと、60~70万円くらいを考えておきましょう。
これらの費用には、太陽光発電・蓄電池・HEMS・スマート家電が含まれています。
また、自治体によってはスマートハウスに対する補助金があるためお得でしょう。
たとえば、HEMSの導入で5万円の補助金、蓄電池の導入で10万円の補助金などがあります。
補助金は、より電気を創る能力が高いZEHに対するものもあります。
不動産購入でスマートハウスを選ぶメリット
これから不動産購入を考えているなら、スマートハウスのメリットに注目しましょう。
自分の家で電気を創ることを目指すため、外部の電力会社から電気を買う量が少なくなるメリットがあります。
すると毎月の電気代が安くなり、家計にも優しくなるでしょう。
消費電力の見える化により、住んでいる方が省エネを意識しやすいメリットもあります。
また、ITを活用した家電製品は、音声認識対応です。
直接家電製品を操作することなく、自動制御や音声でのコントロールがしやすいでしょう。
スマホを活用すれば外出先から室温調節や、お湯を溜めることもできるようになります。
自分の家で電気を創る方法なら、災害時でも安心です。
太陽発電と蓄電があるため、災害で送電がストップしても電気が使える安心感があります。