不動産買取は、不動産会社に買い取ってもらうだけなので、手間がかからないと考えている方も多いでしょう。
たしかに、不動産買取は不動産を仲介して売買してもらうよりも時間も手間もかかりません。
しかしながら、全く時間や手間がかからないというわけでは決してないのです。
今回は、不動産買取時に必要な書類3つをご紹介します。
不動産買取時の必要書類①登記済権利証
不動産買取の時に必要な書類1つ目は、登記済権利証です。
登記済権利証とは、物件の登記名義人が物件の所有者であることを証明する書類のことです。
物件を取得すると、所有権移転登記をおこないます。
登記をおこなうと、権利書が法務局から交付されます。
2018年以降は登記済権利証に代わり登記識別情報という形で交付されていますが、役割は同じものです。
注意点としては、権利書をなくしてしまった場合に再発行ができません。
しかし、本人確認情報を司法書士に作成してもらうことで売却が可能です。
紛失の際の本人確認情報作成費用は3〜5万円程度です。
不動産買取時の必要書類②固定資産税納付通知書
固定資産税納付通知書は、固定資産税額と都市計画税額を計算するために必要な書類です。
また、移転登記の手続きをする際にかかる登録免許税を算出するためにも必要です。
毎年4月ごろに市役所から届くので、最新のものを準備しておきましょう。
無くした場合は固定資産税評価証明書を役所から400円ほどで発行してもらえます。
不動産買取時の必要書類③土地測量図面・境界確認書
不動産買取時に必要になる書類3つ目は、 土地測量図面・境界確認書です。
売却する土地の大きさや境界を明らかにして、それを証明する書類となります。
土地や一戸建てを売却する際に必要となり、土地や一戸建てを購入したときに受け取って保管しているはずです。
無い場合は測量士や土地家屋調査士に依頼して作成してもらいます。
測量費用は確定測量で60〜80万円かかります。
また、不動産を売却するときに必要となる書類は、不動産の権利関係を証明する書類と不動産の詳細を確認する書類にわかれており、3つ以外にも任意で必要となる書類もあります。
列挙すると、建築確認済証(検査済証)や売買契約書及び重要事項説明書、建築設計図書及び工事記録書、そして物件の図面及び設備の仕様書などです。
まとめ
今回は、不動産買取時に必要な書類3つをご紹介していきました。
不動産買取時に必要な書類を正確に集めて、良い取引ができるように準備しておきましょう。
私たちアラキ住宅株式会社は、宝塚市・伊丹市・川西市・尼崎市・西宮市を中心に売買物件・賃貸物件を扱っております。
不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓