一生のうちで住まいに関する出費はとても大きく、住宅の購入は今後の人生に大きく関わります。
将来の資産として残るマイホームを持つべきか、柔軟に住む場所を変えられる賃貸物件に住むべきか、迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は賃貸物件とマイホームのメリット・デメリットを比較して解説します。
賃貸物件とマイホームを家賃の面から比較!
自分や家族の将来を考えるとき、マイホームを購入するか賃貸物件で住み替えながら暮らしていくかは重要な選択です。
50年間の総住居費を調査した結果ではどちらを選択しても住居費は大差ないようですが、マイホームは購入した家が資産として残るメリットがあります。
同じ地域に住み続ける方、自分の住宅にこだわりがある方、経済的に安定していて退職前にローン返済が可能な方には、老後の住まいの心配がないマイホームも良いでしょう。
一方で将来の変化に合わせて、柔軟に住まいを考えたい方には賃貸物件が向いています。
ライフステージに合わせた住み替えが容易なので、子どもの成長や家族の都合に合わせて、適した住まいへ引っ越せます。
同じ人間でも数十年経てば価値観も変わるので、若い頃に憧れたマイホームが生涯住みたい家になるとは限りません。
また数十年先まで続く住宅ローンが負担になる可能性もあるでしょう。
賃貸物件なら大きな頭金も必要なく、都合に合わせて必要な家を選択すれば良いので、そのときの価値観に合わせて身軽な暮らしができます。
ただし高齢になると賃貸物件を借りにくくなり、住み替えが難しくなる場合もあるので注意しましょう。
賃貸物件とマイホームを比較!マイホームには保険も必要
賃貸物件と比較するとマイホームは多くの維持費用がかかります。
ここではマイホームと関係する保険について見ていきましょう。
火災保険
火災保険は火事による被害だけでなく洪水や台風、大雪、落雷などでの損傷の補償を受けられる保険で、持ち家の方はほとんどが加入しています。
地震保険
地震保険は火災保険とセットで入る場合が多く、地震や津波などに対する補償を受けられます。
団体信用生命保険
債務者が死亡などで返済不可能になった場合、保険金で残りのローンを返済するものです。
住宅ローンを組むときは団体信用生命保険に加入する必要があります。
賃貸物件と比較するとマイホームは維持費がかかる
賃貸物件では家の修繕を気にする必要がなく、壊れた箇所があれば管理会社に連絡して直してもらえます。
一方で購入している住宅は自身の持ち物なので、修繕費用は自分で捻出しなければなりません。
きれいで快適なマイホームを維持したい場合、10年に一度は家のリフォームやメンテナンスにかかる費用を見積もっておくと良いでしょう。
また持ち家の場合は固定資産税の支払いもあるので、住宅ローン以外にも費用がかさむことも忘れてはいけません。
まとめ
今回は賃貸物件とマイホームの違いを比較して解説しました。
マイホームは身軽に住まいを変えられないため、時代やライフステージの変化に柔軟な対応をしたい方には賃貸物件も良い選択肢でしょう。
賃貸物件かマイホームかで悩む方はぜひ今回の記事を参考にしてください。
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