不動産売却を検討されているなら、通常の売却とは別に「不動産買取」や「買取保証」といった言葉を聞いたことはありませんか?
しかし、通常の売却と何が違うのかわからず躊躇してしまう方も多いでしょう。
今回ご紹介する「買取保証」は、通常の売却と不動産買取の良いとこ取りともいえる方法。
買取保証の特徴や、利用するメリット・デメリットについて解説します。
不動産の「買取保証」は良いとこ取り!その特徴とは?
「買取保証」とは、通常の仲介による売却と不動産買取のいわば良い所を掛け合わせた方法です。
通常の仲介による売却では、不動産のスペックや状態によってはなかなか買い手がつかず、売りに出したものの半年経っても買い手がつかないといったケースも存在します。
一方の不動産買取は即時売却できますが、売却相場の7割ほどと相場よりも売却価格が安くなる傾向があります。
そんな両者の間を取ったのが「買取保証」です。
買取保証では、一定期間までは通常通り仲介による売却活動をおこない、その期間が経過しても買い手がつかなかった場合には業者が買い取りしてくれるといった方法です。
仲介の期間内に売却できれば相場に近い価格で売却が可能であり、万が一買い手がつかなくても最終的には買取してもらえるという保証がついています。
不動産の買取保証を利用するメリット
買取保証を利用するメリットは、売却期限がある場合でも期限内に売却できることです。
買取保証では、あらかじめ売却期限と買取価格を把握することができるため、スケジュールが立てやすいといったメリットもあります。
もちろん、一定期間内は仲介による売却活動をおこなうため、相場価格での売却も狙えます。
また、最終的に買取となった場合には仲介手数料が不要なこともメリットでしょう。
不動産の買取保証を利用するデメリットは売却価格?
一定期間内に買主が見つからない場合は買取となるため、売却価格が相場の7割程度と安くなることが、買取保証を利用する際にデメリットとして知っておくべきポイントです。
また、最終的には買取することが決まっているため、不動産会社によっては仲介による売却期間中も熱心に売却活動をおこなってくれないケースもあるので注意しましょう。
まとめ
不動産の買取保証は、一定期間内に買主が見つからなくても最終的には不動産買取をおこなってくれるため、売却期限が限られている場合におすすめの方法です。
ただし、買取となった場合には相場よりも売却価格が安くなることは念頭に置いておきましょう。
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